

一般車から重機の洗車、地面や壁面の洗浄、解体現場のホコリ対策、様々な洗浄に使われる高圧洗浄機は南部興産でも人気のレンタル製品です。
お客様のご要望にお応えしながら機種が増え、現在は34モデルのラインナップになっています。
高圧洗浄機と言っても、34モデルもあると選び方も様々。
今回は高圧洗浄機と選び方を簡単にガイドします。
高圧洗浄機を選ぶポイントは、まず最初に水圧と水量。
水圧に注目しがちですが、実は水量も同じかそれ以上に重要なチェックポイントなんです。
水圧が高くても水量が少ないと、物が切れるくらいの極端な水圧でも、ごく小さい点にしか水を当てられません。
超高水圧で10センチ厚の金属も切ってしまうウォータージェットカッターという機械があります。
水圧は300MPa(メガパスカル)という超高圧ですが、水量は1分間にわずか4.3リットル(4.3L/min)です。
※ウォータージェットカッターのレンタルはしてません…
一般の水道は、水圧は約0.3MPaで、1分間の水量は10リットルから20リットルくらいだそうです。
2リットルのペットボトルに水を入れる時間が10秒なら、1分間の水量は12リットルになります。
私たちが日常的に大気から受けている圧力、大気圧は約1気圧で、メガパスカルにすると、0.1mPa。
水道水は大気圧の約3倍の圧力があるので、地中の水道管から建物の2階や3階でも上って蛇口から水が出るんですね。
ケルヒャーの家庭用モデルは水圧3MPa、水量5リットル/分くらいから販売されてます。
水道水の10倍もの強力な水圧で洗浄できます。
南部興産でレンタルしている高圧洗浄機の水圧と水量をグラフ化してみました。
水圧が高いと壁や床の汚れはもちろん、ペンキの落書きや塗膜も洗浄できてしまいます。
更に超高圧になってくると、壁材を貫通して解体に活用できてしまいます。
水量が多いと大量の水で広い面を効率よく洗浄できます。
解体現場など、ほこりを抑えるには多水量タイプが有効です。
水量が少ないと、水を当てる場所が小さい点になるので効率が落ちます。
また、水を遠くまで届かせるには水圧が必要と考えがちですが、実際には水量が重要です。
油汚れなどの洗浄には、冷たい水よりもお湯の方が当然有利です。
高圧+温水で洗浄力が飛躍的に高まります。
3MPaの高圧洗浄機でも水道水の約10倍の水圧ですが、5MPa以上、10MPa以上のモデルもあり、15MPaを超えてくると「超」高圧洗浄機と呼ばれます。
業務用モデルには20MPa、25MPaも超えるモデルもあります。
グラフにすると、どれだけ飛び抜けているかよく分かります。
大量に飛ばす、遠くまで飛ばす、広い面積を効率よく洗浄するために、大水量タイプの高圧洗浄機も作られています。
水圧15メガパスカル以上の超高圧洗浄機の中には、30MPaを超えるモデル、更には50MPaの超々高圧とも言えるモデルがあります。
TEL 048-266-6122
FAX 048-266-6124
月曜~土曜
朝7時~夜6時30分
日祝休み